innate8の日記

大海を泳ぐ

逃げじゃない、回避だ

不登校とか会社を辞めるとか、何かからドロップアウトすることを否定的に捉えてはいけない気がする。 それは「逃げ」ではなく「回避」なのだから。 自分自身の命や精神の均衡の消失ーーつまり、自殺することや頭がおかしくなる前に危険を察知し回避できたということだ。 だから、別に恥じたり自己嫌悪したりする必要ないと思う。何かを避けて通ったのならば、同じ轍を踏まなきゃいいだけのことだ。 同じ道、もしくは似たような状況下に再び戻らなければならないのであれば、自分を矯正すれば良い。一度経験したことならば対策しやすくなるし。 しかしながら、人間はそんなに簡単に変化できるもんじゃない。自分をあちら側に近づける努力をしてみて、それでもダメなら住み心地の良い自分の場所を探す努力をした方が良い。 一つだけ言いたいことは、前提条件として「生きていること」が資格として必要なのだ。

自ら命を絶つことも一つの回避だと思う。人間の意志として選択できるのだから、頭から否定することはできない。 それも一つの回避だけど、最後の最後までとっておいたら良いと思う。20代の人なら、70年後くらいまで行動に移さないでとっておけば良いと思う。