innate8の日記

大海を泳ぐ

真っ向から勝負しない重要性

僕はかなりの負けず嫌いだ。勝負するなら一番になりたいし負けたくない。

そんな意識を社会人になって同期に向けていました。そんな中で、どうしても自分は勝てないだろう相手と遭遇してしまいました。

彼は、同期の中でもダントツで勉強ができ、知識も豊富。学生時代も仕事に直結する勉強をしていたらしい。

恐らく彼は、いわゆる出世頭なんでしょうね。

 

そんな彼を見て自分は思いました。「彼には勝てないだろう」と。僕は、この業界に何の知識も無いまま脚を踏み入れてしまった。

これから彼の背中を追っても距離は縮められないだろうとかなり焦っていました。焦って焦って自分が嫌になっていました。なんて自分は頭のわるい人間だろうと。

しかし、そんな彼は非常に気さくで同期のなかでも交流が多い。そんな彼に最近嫉妬をして嫌いになりかけてました。自分はなんて浅はかな人間なんだろう。

そんな時に気がついたんです。自分は仕事の目的を間違っていると。

一番の目的は顧客であり。技術の追求では無いってこと。さらに、相手の強みに真っ向から勝負しなくてもいいんじゃないかってこと。

簡単にいえば、差別化をすれば良いということに気が付きました。自分は経営を学んできたのに恥ずかしい…

とにかく、敵わないであろう相手の強みに真っ向から立ち向かってプライドをズタボロにされるのは愚かなことだと。

自分は自分にしかできない、自分の力が発揮できる分野を見つけてそこにアプローチしていく。別にライバルと潰し合う必要は必ずしもないんです。

分野が見つからなければ自分で開拓するなり、転職するなり考えればいい。と思いました。こんな風に考えられただけでも大きな収穫です。

そして最後に、嫉妬する人間は総じて努力が足りていない。と思います。自分も含め。(当てはまらなかったらゴメンナサイ)