innate8の日記

大海を泳ぐ

パソコンは思考泥棒

会社で仕事をこなしているときに、稲妻に打たれたがごとく面白い考えが浮かんでくることがある。その新鮮な感情や思考をメモに取り、ブログに書き綴るために帰宅途中に内容をふくらませ、いざ!とパソンコンに向かうと、すっかりとやる気が失せてしまう。この思考は一体なんなんだ。

今まで、パソコンはただのインプット用の道具でしかなかった。最近は、自分の成長のためにアウトプットに利用しようと考えているのだが、長年の習慣は簡単に直せそうにない。

 

僕にとっての、パソコン・インターネットは思考を停止して、ただ単に知識や情報を得るものでしかないようだ。それは、今も昔も変わっていない。気がつくと、くだらないサイトを見て、自分に役に立つ情報は無いだろうか・自分を変えてくれるような出会いは無いだろうか、そんな他力本願な考えをして思考が奪われている。恐らく、行動にまさる経験はインターネットでは出会えないだろう。インターネットで手に入れた情報は、行動を補完する力しか無い。そんなに同大な情報に埋もれてなんの意味も無いことぐらい自分でもわかってはいるのだが、この情報の海から陸に這い上がることは非常に恐ろしい。だって、自分が知らないうちに面白い記事が書かれているかもしれない、情弱になってしまうかもしれない、、こうした強迫観念で陸に上がれない。

インターネットで得た情報(面白そうな本・面白そうなイベント・趣味など)を実際に身をもって経験し、消化することに本質があるのに、僕を含め多くの人がその本質をおろそかにしているんじゃないだろうか。「あとでよむ」とかタグつけても、読まないでしょ?

 

じゃあ、どうしたらその思考停止から抜け出せるのか、陸に這い上がってめいいっぱい肺で呼吸して、人生を生き抜くために進化できるか。

 

とにかく、インターネットで得た情報を実際に行動に移してみる。失敗しても、つまらなくてもいい。実際に行動する。

英語学習の記事を見たら実際に勉強する。

ダイエット記事を読んだら、すぐ運動する。

本の紹介を読んだらすぐに買う。ポチる。

食べ歩きのブログを読んだら、週末に実際に行ってみる。

追体験してみる。

 

得た情報を自分の物にする。消化して血肉化して自分が思ったこと、考えてたこと、なんでもいい、どんな形でもいいから表現する。

ブログに書く・誰かに話す・更に深く勉強や経験をする。

 

僕は、毎週末自分が知らないものに出会うことを目標にしている。新しいことに積極的に挑戦して、消化し面白いと思ったら続けてみる。

インターネットってのは受動的じゃなくて、能動的に使ってなんぼだから、情報に流されることなく必要な情報を自分で探そう、必要最低限でいいって割り切れるとだいぶ認識は変わると思う。

 

習慣ってものはそんなにすぐ変わるもんじゃないから、ゆっくり改善していきたいです。