フォアグラを庶民のおかずにしようとしている人たち
フォアグラって貴族とか金持ちが食べるものだと思っていたけど、ここ最近低価格化が進んでいるようだ。なぜなのか?
主な理由として考えられるのは、フォアグラの製造過程が簡略化されたとか、大量に食べさせる餌が安く済むようになったとかだろうか。フォアグラって養鶏の中でも一線を画して残酷で、鴨やアヒルに強制的に餌を与え続けて脂肪肝にする。そんじょそこらの家畜さんとは訳が違う。
そこで思ったんだけど、今まで庶民は手の出しようがなかった高級食材のフォアグラを一般家庭のおかずにしようとしている輩がいるんじゃないかと思った。というのが、最近やたらとフォアグラの低価格化が進んでいて、手の届く範囲に入ってきたから。もしかして、金持ちが動物愛護団体に啓蒙されて不買運動的に食することを辞めたから需要が滞っているのかなとおもった思った。 つまり、顧客層を広げようと。
庶民はフォアグラなんて食べたことないし、どうやって作られているのかも知らないからとにかく食べてみたいと思うのは当たり前だ。だって今まで食べられなかった訳だから。今回の場合ならフォアグラができる過程(フォアグラに限らずだが)を一応認識した上で消費した方が良いと思う。人工的に鳥を苦しめてフォアグラに加工するんだということを。
そもそも、僕もフォアグラ食べたことないから味のことは何も言えないんだけど、鳥の脂肪肝なのだから要は脂っぽいレバーなんだよね??普通に考えたらあんまり美味しそうじゃないなぁ。フォアグラ弁当とかマーケティング的に見ると話題性だけで味は保証されてない気がするし、レバー嫌いな人多いし、販売しなくて良かったんじゃないかな。なんて思った。