innate8の日記

大海を泳ぐ

ネットと現実の隔たりとfacebookが日本で流行らないわけ

現実とネットの世界の隔たりが無くなり始めている。それは実際に生活している中でひしひしと感じるものがある。でも、未だに断絶している部分があると思う。

それは、Twitter2chなどでの発言だと思う。

 

日本人は非常に体面を気にかけて人を気遣う、優しい国民性を持っている代わりに、影ではネチネチと暴言を吐き捨てる。きっと、相手に自分の意見を伝えないという国民性が影響しているんじゃないかと思うのだけれど。

かつて2chはネット利用者でもアングラ寄りの悪いことをしている人々というイメージが強かったと思う。「2chの住人は罵詈雑言を吐き捨てるような人間だからしょうがない」とみなされていた。

しかし、Twittermixiが流行して2chを利用しない、ごく一般的な人々も自分の意見を発言し始めた。蓋を開けてみたら2chとやっていることは何ら変わらない。結局、人に向かって直接言えないことをネットでぶちまけているだけじゃないか。

このような事例を見ると、facebookが日本で流行らない理由もわかる気がする。だって本名で陰口やら愚痴言ったら一発で村八分だもの。

 

日本人の国民性の根底を覗くと、きっと相当歴史を遡って紐解いていかなければならないだろうから、そんな簡単に対処できないと思う。別にこの国民性が悪いといっているわけじゃない。僕も日本人で良かったと思っているし。

でも、国際競争とか学問の分野では直接相手に食って掛かるアグレッシブさが必要不可欠だろう。このままでは、更にガラパゴス化が進んでしまうよ、日本は。かと言って、グローバリゼーションを受け入れても順応できるとも思えない。逆に文化や生活を喰われるんじゃないかと思う。

 

そういえば、アメリカではTwitterはもうオワコンらしい。日本ではどうなのだろうか。