いじめは無くならない。だから親が子供を守らなければならない
大津のいじめの件で思ったこと。
いじめは、どんなに対策しても無くならない。だから、親は自分の子どもの様子がおかしいな、と感じたらすぐにでも守ってあげなければならない。
いじめって、学校側やPTAがどんなに注視しても無くならないものだと思う。悲しいけどこれはいわゆる弱肉強食みたいなものなんだろう。どんな小さな単位でも組織ってものは上下関係ができてしまう。それは学校のクラスでも同じこと。(アメリカにはスクールカーストなるものが存在しているらしいですが)力を持つ者と、虐げられる弱者が生まれてしまうって構造は、歴史的に見てもかなり根が深くて、「みんな平等だよ」とか「いじめはダメだ」みたいな道徳的指導は一時しのぎでしか無いと思います。
じゃあ、自分の子供をどうやって守るかって話だけど、「逃げること」がとても大切だと感じます。逃げてもいいんだよって子供を受け入れてあげる。
両親の立場からすると、いじめられるって社会的な弱者みたいな先入観をもってしまうものなんだろうね。本当はいじめている加害者が、陰湿でクズな弱者なんだけど。
だけど、今回の大津事件のように、社会的常識が通用しない加害者サイドに拮抗しようと考えることは、かなり無意味な行為だってことがわかる。だって常識通用しないし、ネジ飛んでるじゃん。だから、いじめに抗おうなんて思わないで、逃げること。
両親は、社会的な地位とか周りの目なんて気にしないで子供を守ってあげなくてはならない。学校に行かせないようにする、転校させる。全然恥ずかしいことじゃない。
正直、学校なんていじめられながら辛い思いをして行くだけの価値なんてないよ。
でも、いじめられている子供が、逃げたくない戦いたい。って言うのなら、真っ向から戦う。でもちゃんと引き際は見極める。
加害者は、いじめているって認識していない場合もあるし、殺しに来る場合もある。両親は、学校だからって躊躇しないでズカズカと境界線を超えて学校に踏み入れたらいいと思います。
今回の大津の事件はいじめ問題として取り上げられたけど、現代社会でどれだけのいじめが今も行われているかと考えると暗い気持ちになる。