innate8の日記

大海を泳ぐ

仕事について

本当に好きだと思えることを仕事にしよう。
大人たちが口をそろえて反対したとしても、寝食を忘れるほど没頭できるものがあるのなら、それを仕事にしよう。

寝食を忘れる、まではいかなくたっていいと思う。自然と興味が湧いて、継続的に学び続けられるものも仕事にするのに向いている。四六時中それしか考えられないものとかでも良い。

そんなものないよ。って人は、自分が日常的に幸せに感じられるものや、気持が良いと感じているものを仕事にすると良い。それを考えるときは、他人とか外部からの声にまどわされないで、自分が本当に求めているものを探ると良い。

自分の中の可能性を探るときは、マインドマップで自分に関するキーワードをつなげていくと良い。また、思いついたものを箇条書きにして検証していくのでも良いと思う。


仕事でのやりがいは大切とよく言われるけど、まさにその通りだ。
新入社員の頃は、向上心とか自己実現欲求とか自分の内側からあふれるエネルギーを仕事にぶつけたいものだ。でも、仕事の質と自分の求めるものの方向性がアンマッチだとなかなか息苦しい。
たぶん、何年と勤続していく中で削られていく部分もあるんだろうけど、若いころのギラギラした欲望はいつまででも持っていたいからね。
仕事に対するエネルギーや鬱憤を趣味や私生活にぶつけるのでも良いけど、やはり仕事で成長したと思っているのだったら、仕事のやりがいって大切だ。やりがいがない仕事をすることは、想像しているよりずっとキツイ。暇な仕事ほど辛いものはない。やりがい、やりがい、ってアホみたく聞こえるかもしれないけどホントやりがいって大事だぜ。やりがいって言葉を使わないのなら、つまり好きな事を仕事にしろってことだ。


要は、就活はまじめにやっておけ。ってことで。


以下余談。
現在SEとして、ある会社のシステム運用と保守を担当している。そんなに大きなシステムではないので、大体の機能は網羅している。
あと、作った先輩たちが優秀だったようで大きな障害も起こらない安泰な状態で運用している。度々小規模な改修が入ることもあるがほとんど、データのチェック・ドキュメント整理・打ち合わせを日々の業務としている。
業務としては難なく回せているけど、僕としては味気なさを日々感じている。正直つまらない。仕事に向けるエネルギーが空回りしているのをとても感じる。


僕は就活をほとんどやっていない。今の勤め先も、すんなり内定もらえたので入社した感じだ。だから、やりがいとか自分が向いていることとか、ちょっと宗教じみた就活ってのは全くやっていないのだ。だから職業観ってものを意識しないで今の仕事に就いてしまった。

僕は小さい頃からものを作ったり、何かを分解したりするのが好きだった。
紆余曲折あって文系の学部の大学に入学した。ものづくりとは全く関係のない学部。就職って段階になって初めて、自分はなにか作りたいんだなって気がついた。その歳になってしまうと、手に職をつけるのは難しいと感じて進路を悩んだ。
でもやっぱり何か作ったり、最新の技術でワクワクしたり、そういったものを仕事にしたいと感じてIT系を志した。プログラミングなら敷居が低いかなーって単純に思ったのだった。

IT系で働くことは、自分にとっては正しい選択のように感じているのだけど、ひとつ間違ったことがSEとして職に就いたことだ。
職を探していた頃は、アホみたいに意識が高い()学生で、プログラマはダメだ。システムエンジニアとしてプロジェクトの管理者になるんだ!あと管理者のほうが出世できる!とか見栄を張っていたんだと思う。

でも、僕は明らかにものを作るのが好きで管理者なんかよりプログラマの方が向いている気がする。とにかくプログラムを書いて、デバックしている時がとても楽しい。見栄とか世間の意見とかそんなの無視して自分のやってて楽しいことを仕事にすればよかったと思ってしまう。
プログラムを趣味で書いている時も仕事で書いている時も、やりがいって大切だなって感じる。確かに趣味でアプリ作ったりしている人もいて趣味でもプログラミングできるけど、僕にとっては誰かに認められたいって欲求も同時にもっていて、その2つを実現するのが仕事なんじゃないかなって思った。


改めてだけど、本当に好きだと思えることを仕事にすべきだ。
漠然としかイメージ出来ない人は、ちょっとまじめに就活をしてみたらいいことあるかも。実際働いてみて、転職するのでもいいけど。