innate8の日記

大海を泳ぐ

ぐるっと回って、今ここ

最近アニメばっかり観てます。いや訂正、アニメもだけど物語ばっかり観てます。

アニメに対しては差別もなければ軽蔑もなく区別もしていない、が僕のスタンスであって、面白ければいいじゃんって立ち位置で昔から好んで観てました。どっぷりハマったのが中高の頃で、大学に入ったら一切観なくなってしまったんだけど。
大学に入って観なくなった要因は幾つか考えられる。通学が長かったので鑑賞時間がない、鑑賞デバイスの問題、趣味の多様化などなど。とりわけ大きかったのが、オタサーに入ろうとして断念した所だろうか。当時のオタサー文化(今がどうかとか知らんけど)は、ニワカ排斥運動が盛んで、来るものを拒まずを真っ向から否定していたように感じてました。正直居心地良くなかった。そんなこんなで、作品愛だったり、ピンポイントでガリガリ掘り下げていく彼らの情熱にはついて行けず、僕の中でアニメに対する感じ方も変わってしまったのでした。
僕はどちらかというと、物語のメッセージ性とかメタ的要素とかアニメという媒体が内包している何かに興味があったのです。たぶんたまたまアニメに興味の矛先が向いたのであって、その容れ物はぶっちゃけ何でもアリだったんだと思います。小説、映画、漫画、ドラマ。物語の中に流れてる血液や温度を感じたかったんだろうな、たぶん。

大学時代は本と映画と音楽で終わりました。社会人になってもこの柱は変わらなかったけど、どんどん色彩が失われているのは日々感じていました。何を観ても聴いてもあまり感動できなくなったし、何か味気なく瑞々しさがなくなっていたんだけど、僕の心や感性が弾力を失ってただけだったんですね。今になって思います。

色々回りくどくなってしまいましたが、詰まる所、原点回帰も兼ねてアニメ観てます。珍しくドラマも観てます。下町ロケット面白かった!新海誠ええのー!

以上、おわり!