パスピエ武道館〜GOKURAKU〜行ってきた感想でも
あけましておめでとうございます。
新しい年が音もなくやって来ました。去年は色々あったけど、それらの残り香的な物を今もなお引きずって生きております。まあ、その話はまた次回。今回はパスピエの話。
正直な話、トキノワ以降、裏の裏とか娑婆ラバとか自分の中で熱が冷めてしまい、それほど聴き込んでなく、そんな状態での武道館参戦でした。うーむ。
なぜだか、パスピエは12月20日頃が好きなようで毎年この時期にライブやってて、でもって僕の誕生日が近いつーことで自分への誕生日プレゼント的なニュアンスでチケットを買いました。トキノワが発売された辺り、確か2015年4月くらいに先行抽選やってたんですね。
その頃はまだ熱が冷めてなかったので嬉々として当選を喜んでましたが、半年したら冷たくなってまして、あんまり乗り気じゃなく、買っちゃったし流すのもなぁという感じでのライブでした。
結果としては楽しかったんですけどね。そんなこんなでちょっと感想でも。ちなみに2014年zepp単独も参戦しております。そちらも踏まえて。
ライブは楽しかったです。演奏レベルもzeppから上がってた。キーボードは文句なし、ドラムスは手数増えてたしアレンジもちょくちょく、ミスは若干目立つけど安定感は増してました。ベースも存在感アップしておりました。ギターは何だか弱くなっちゃったなぁ。ボーカルは高音キンキン、声は綺麗なんだけどブレスが弱いのか厚みがないのよねえ。
全体的にニューアルバムより、昔の代表曲押しでした。
それにしても、最高に悲しかったのが非常にあっさりしてた事かな。zeppの時はすごい粗削りで駆け出しのバンドだよって感じが強かったんだけど、俺たちの音楽を聴け!ってエネルギーがスゲー伝わってきて、めちゃくちゃ楽しかった。一曲一曲を気持ち込めて全力で演奏してるって感じがひしひしと伝わってきたんだよね。曲数も多かった記憶が。あとアンコールも。
なんか武道館はそのエネルギーがあまり感じられなかった。俺たち一流のバンドだぜ、というどっしり構えてプロらしく演奏してるのは良いんだが、熱さがもっと欲しかったな。やっぱ多少でも売れて評価されてくるとああ言うスタイルになっちゃうのかな、保守的と言うか。
今後に期待します。今年も、ちょっぴり切なくて爽やかだったり、和風で妖艶で面白かったり、言葉遊びに富んでてポップでノリの良い楽曲、期待してます。